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    輝く華の歯科衛生士 これからの歯科医院経営をチームで考える

    医歯薬出版(共著)

    価格:¥ 2,940 (税込)


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    ■ ニュースレターを作ってみよう

     患者さんとのコミュニケーションを、よりいい関係にするのに使われるのが、「ニュースレター」です。「○○歯科医院だより」とか「○○歯科医院通信」「こんにちわ!○○歯科医院です。」といったタイトルで、多くの歯科医院が発行するようになりました。

     ある歯科医院での事例です。その歯科医院は開業15年が経過し、患者さんとのコミュニケーションも慢性化してきていました。もう少し、活気を持たせたいということで始めたのが「ニュースレター」でした。

     ただ、いざ書こうと思うと、題材に困ります。一般的に、ニュースレターは、次のような内容で構成されます。

    1.お客様の声(利用者の声)
    2.よくある質問への回答コーナー
    3.お客様をお客様に紹介する(近所のお店紹介)
    4.顧客の教育・育成コラム
    5.社員、スタッフ紹介
    6.会社や社長の展望、ビジョン
    7.顧客へのアンケート、アンケート結果報告
    8.日記モノ
    9.今月読んだ本でよかったもの
    10.営業時間案内

     この歯科医院では、次の6つをその内容に決めました。

    1.院長のつぶやき・・・院長を人柄を知ってもらうために、自分のこと、医療に対する思いなどを日記調に。
    2.○○さん(スタッフ)に聞いてみよう(Q&A)・・・患者さんが興味のありそうなテーマを探してきて、スタッフが交替で。
    3.患者さんインタビュー・・・親しい患者さんに、受診するキッカケや、受診後の様子、今後自院に期待することなどをインタビュー。
    4.○○さん(スタッフ)登場!・・・スタッフの自己紹介。
    5.編集後記
    6.診療時間・休診日のお知らせ

     サイズはA4で1枚、発行は毎月では大変なので、3ヶ月ごとにしました。紙の色は目立つようにピンクにして発行したところ、いまのところよく読んでいただいているようです。サイズをA4にしたので、書く量もそれほど多くなく、原稿もスムーズに出てきています。

     当初、院長は、開業後15年も経過していますので、いまさら医院紹介でもないだろうと思われていたようです。でも、患者さんは、こちらが思うほど自院のことは知りません。むしろ、そこまで興味がないというのがホンネでしょう。お互いの信頼関係を築くために、まず、こちらが情報提供することが大切ではないしょうか。

    追伸 
    「ニュースレター」の簡単なカット割(文書はありません)を準備しています。ご希望の方は、メールにて、お知らせください。


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    >(*^_^*)b < 編集後記         ♪♪♪
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     先週の金曜日は、名古屋で講演でした。事前に、主催者の方から、「講演後にお食事でも」と誘われて、大変楽しみにしていました。実は、私は鶏が大好き、名古屋といえば「名古屋コーチン」です。お食事も、当然鶏料理となったのですが、そこで、自分の至らなさを痛感します。
     それは、数日前、新聞に出た「名古屋コーチンの2割はまがい物」という記事が、頭から離れないのです。「これって、ほんもの?」とどうしても思いながら食べてしまう。美味しいのに、そう思うことで、美味しさは半減です。
     禅に「念起こる、これ病なり。継がざる、これ薬なり。」ということばがあります。ただ、目の前の美味しい料理を食べればいいものを・・・。名古屋コーチンから「念を継いでしまう」自分の至らなさを思い知ったのでした。
                                  坪島秀樹 拝

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