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    輝く華の歯科衛生士 これからの歯科医院経営をチームで考える

    医歯薬出版(共著)

    価格:¥ 2,940 (税込)


    ツボメールバックナンバー

    ■ 医業収入増加の要因

     先般、日本ビズアップ株式会社監修の「歯科経営情報レポート」に、医業収入増加の要因、医業収入減少の要因が特集されていました。

    ■医業収入増加の要因
     □ 歯科医師がいつも明るく、患者さんの相談に気軽に応じている。
     □ 自費率を上げる為に自費診療ファイル、掲示物を活用している。
     □ パンフレット、クリニックカード、ホームページ等の宣伝広告。
     □ 患者さんにわかりやすい説明を行っている(説明する為のツール準備)
     □ リコールはがきの活用。
     □ 歯科医師、スタッフの対応が良い(接遇サービスのレベルが高い)。
     □ 医院、看板の視界性が良く、認知されやすい。
     □ 駅の近く、大型ショッピングセンター、銀行等が近くにあり立地が良い。
     □ 患者さん用の駐車場の確保ができている。
                                      など

    ■医業収入減少の要因
     □ 院内掲示、パンフレット等が少ない。
     □ 広報用のツールが少ない。
     □ 受付のスタッフに元気がない。
     □ 予約通りに行っても長時間待たされる(説明がない)。
     □ 来院するための交通アクセスが悪い。駐車場も確保できていない。
     □ 自費率をあげるための対策を余り行っていない。
     □ 診療所、看板が目立たなく認知されづらい(夜間照明が目立たない)。
     □ リコールはがきを活用していない。
     □ 医院内が整頓されていない(清潔感に欠ける)。
     □ 完治までどのくらいの期間がかかるか等の説明がない。
                                      など

     いずれも至極当たり前のことばかりです。『週刊ダイヤモンド』で日本で一番高いコンサルタントと言われた㈱マーケティングトルネード代表の佐藤昌弘氏は、「商売とは、適切な商品を、適切なお客様に、適切な方法で売っていくことだ」と言っていますが、先ほどの医業収入増加の要因を分析すると、まさにその通りということがお分かりいただけると思います。

     自院の適切な商品(メニュー)、適切なお客様(患者層)、適切な方法(マーケティング等)を決めていく、この“適切”を見極める力と実行力こそ、経営者の力のように思います。

     「適切な商品(メニュー)って、他の歯科医院ではあるかも知れませんが、当院ではありません。だから、困っているんです。」

     本当にそうでしょうか?‘ない’と勝手に思っているだけなのかも知れません。絶対にあるんです。そうでなければ、患者さんはひとりも来ないはずです。じゃあ、何?と聞かれると、その答えは患者さんが持っているんです。

     「○○さん、周りにいっぱい歯医者さんあるけど、どうしてうちに来てくれるの?」

     じっくり、最低10人に聞いてみてください。そうすると、答えは簡単に見つかります。聞くことが一番の近道なのです。「ああそうか、患者さんって、これを求めにうちに来ていたのか」それが分かれば、後は実行あるのみです。その時、先ほどの「医業収入増加の要因」が、本当に役に立って来るのです。 

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    >(*^_^*)b < 編集後記         ♪♪♪
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     昨日の黄砂現象はすごかったですね。車は、泥水をかぶったような状態でした。日中、カサを持たずに外出していましたので、昼前の突然の雨には、ずぶ濡れで、しかも、コートはヨレヨレ状態になってしまいました。
     小さい頃は、黄砂を、遠く大陸からの春の風物みたいに、一種ほほえましくみていたように思いますが、今は、中国の様々な問題と一緒にしてしまい、「中国政府で何とかならないのか」と勝手に思うのは、私だけでしょうか?

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